★★★大切なこと★★★
01.02.02



いままで教室で習ってきた事を思い出しながら、
又今までの練習の反省も含めて順にお話していきます。

競技会の訓練って言うと何だか厳しくしつけて

びしーっとワンに言う事を効かせると考えてしまいますが

私が教えてもらったのはいかにワンが楽しくできるかと言う事。

それと、一番むずかしいのがいかに集中させられるか。

その為に遊ぶ事が重要になってきます。

使うおもちゃはワンの気を引く物だったらなんでもいいんですね。

ブンブンボール

ピコは最初はタコのぬいぐるみ。足がいっぱいついてるやつ。 結構喜んでいたけど外で遊ぶとドロドロになるし、 うっかりして足を食いちぎってしまって使い物にならなくなりました。 次は防寒手袋(^_^;) これもかなり夢中になったけどやっぱりボロボロ。 更に未だに手袋を見ると奪わずにいられないという後遺症つき。 今使っているのはブンブンボール。 ボールにひもが付いていれば何でもいいけど、固さといいひもの持ちやすさといいこれが一番。 一度これが壊れてしまった時、ひもの部分がゴムのものを使った事があったけど、ビヨ〜ンと伸びて 放したらビチってピコの鼻に当たってしまって不可。本当はサッカーボールの方が夢中になるし 奪いやすいんだけど、持ってこいもできないし教室じゃあ使えないなー。

おもちゃを振り回したり投げたりひっぱりっこしたり、

ピコと遊びます。遊びながらコマンドをかけていきます。

例えば投げるふりをして投げないでフセとかコイとか

投げてやって持って来いとか、走りながらアトへとか。

工夫すればいろんなバリエーションがありますよね。

これが結構むずかしくって、

頭で考えてから行動に移るまでに時差があるもんだから(^_^;)

手、足、口、ばらばらになってしまうし、

息が切れてゼーハー言ってるし汗だくになるしで

遊んでいるのが辛くなってくると、途端にピコの集中も切れる。

だから長い時間は無理なのでお互い楽しい間だけ。

でもね〜。これには大きな問題があって....

どうしてもピコダセが出来なくって

特に大好きな物は絶対に出さない。もっと好きな物を出すしかない。

これだとモチベーションとして使うのに使いずらいんです。

(どうも大事なところが足りないって感じね...)

おやつをモチベーションとして使うのなら楽なんだけどねぇ。

訓練所でのピコはおやつさえ食べなくなる事がとても多いので

ボールに変更しました。ボールの方が生き生きとするとの事です。

でもねぇ、やっぱり集中しない時はしないし

かと言って普段の練習ではみかんでも、枝でも何でも欲しがるし

このギャップが大変大きくて戸惑うこともしばしばです。

他の生徒さん達を見ていると何も持っていないのに

ワンが喜んで飼い主さんに飛びつくシーンなどよく目にしますが

これはうらやましいです。ピコが何をやってみても集中しない時など

声と態度だけで集中させてくださいと言われるけど、

もうこんな時はお手上げ。\(+_+)/

話がそれてしまいましたが、そんな訳で遊ぶという事は

訓練が楽しいものだと思わせるためにも

ワンの集中力を高めるためにも必要だという事がわかりました。

もし、家の中でおお暴れするワンとお暮らしの方は(うちだけかも知れない)

ちょっと試してみてください。ひっぱりっこを少しするだけでもいいんです。

ピコの場合は満足しておとなしくなりました。

心なしかそれによって私のいう事もきくようになったと思います。

すっかりおばさんになってしまうと、まして小さい子供が側にいないと

なかなかワンと遊んでやる事ができなくなってしまいがちですが、

遊んでやる事によって解決できることもあります。

何よりもワンとの絆を深めるためにも大切なことなのではないでしょうか。



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