★★★ こい ★★★
01.02.04



コイはお家の中でもお散歩に行ってもとても大切なコマンドですね。

ぜひ確実にしておきたいのだけど、なかなか100%まではいきません。

ピコの場合は10%あるかないかでした。(コイが効かないとも言う)

競技会の練習は家の中だけでは狭いし、いろいろな所に慣れさせたいので

お散歩に出た時に遊びながらやります。

課目は紐付き脚側行進をのぞいて全て紐無しですので

コイができてないと悲惨な事になります。

(ただどんなにコイができていても過信は禁物。

安全で他の人に迷惑にならない場所を選ぶのは当然の事ですね)

コイの教え方はいろいろあると思いますが

とにかくピコはなかなか覚えなかったのでいろいろやってみました。

最初は、リードを付けていればコイと言ってチョンとショックをかける方法。

この時リードはたるませてからグイっとすばやく引きます。

それでも来ない場合は力を入れてでも来るまでやります。

それに慣れて来たら10mぐらいのロングリードを付けて

ワンが他に気を取られている時にコイと言ってクイっと引きます。

ショックのかけ方はアニメのような感じです。

ショックをかける

この二つの方法は最初の訓練の時にも教わりました。 しかし、この方法ではリードを付けていれば来るのだけど 着けていなければまるで来ません。 今でも課目のコイの反応が悪い時にロングリードを使います。 今ではリードの端を持つのを見るまで来なくなってしまいました。 そう、持っていればショックをかけるまでもないのです。 ロングリードは付けているのがわからない程軽いものが良いというので、 ホームセンターに行って丈夫なナイロンの紐を購入しナスカンを付けて制作しました。

ロングリードを付ける方法はいつかは来るようになるんじゃないかと

かなりしつこくやりましたが、付けてないときはかえって無視するようになりました。

(おやつで呼び寄せることもできますがもっといいものがあると来ません。)

この頃からフラフラしている時は私が隠れてしまう事にしました。

これは結構効果があって、いつも私のいる位置を確認するようになりました。

それでも一向にコイを覚えた様子はありません。

何度か学校でこういう時には手に持っているリードをぶつけてと言われてましたが

タイミングが悪いのとピコの走り去るスピードが速いので

当てる事もできずにいましたがこの方法はやってみると効果があります。

夢中になっているのをハッと気づかせる事ができるので

近くで呼んでも来ない時に何度かやってみただけで

コイと呼ぶと来るようになりました。家の中でもです。

まだまだ60%ぐらいだし、夢中になっているとぶつけなければわからないし、

効きの悪い時もありますが、今まではコイがわからなかったのかと思うぐらい

来るようになりました。大進歩です。

ワンにはそれぞれの性格や個性があるので一概にこの方法が良いとは言えませんし

教え方の良し悪しもあるでしょうからあんまり参考にはならないでしょうが

ピコの場合はこのような方法をとっています。

もちろんどの方法も来た時には思いっきり誉めてあげます。

しかし...課目のコイは相変わらずなのよね。



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