★★★脚側行進★★★
01.02.10



そろそろ課目の説明に移りたいと思います。何しろ大会が目前に迫ってきましたので(^_^;)

脚側行進は全ての課目の基本となる課目です。でもこれが一番むずかしい。

最初にピコが横について歩くように教えたのは

普段のお散歩が引っ張られては危険だからでした。

我が家から公園に入るまでには、交通量の多い県道を渡ったり

人や自転車が行き交う歩道を少しばかり歩かなければなりません。

しかしこの道は昔から魔のカーブとなっていて交通事故が頻発しています。

実際リードの先のワンだけ轢かれてしまったという話も聞いています。

そんな所を犬に引きずられて歩いていたのでは命がいくつあっても足りないので

出張訓練に来ていただいた時にきっちり教えてもらいました。

この時は競技会に出る事など考えてもいませんでしたので

ただ横をつかせて歩かせる。もちろんピコも前方を注意しながら。

さてこの歩き方は正しいのでしょうか?お散歩では○。競技会では×です。

時々先生が目が合った時にほめてやってくださいと言ってたけど

そんな事してたら人や自転車にぶつかってしまうから前を見なさいと注意していました。

しかし競技の脚側行進はアイコンタクトが必要になってきます。

競技中ずっとワンが指導手を見つめている事を要求します。

アイコンタクト

競技中はワンの名前を呼ぶことは減点です。 リードでショックをかけてもいけません。 どんなに草の匂いをかいでいようがあきらめて行進を続けるしかありません。 これは集中が欠けているからなのですが普段のお散歩から 匂いをかがせるのは止めさせた方が下を向くのが少なくなるような気がします。 でもピコはまずアイコンタクトができてない。前方をじーっと見つめて歩きます。 うっかりすると私のいう事も聞いてない。(T_T)

脚側行進はまず1辺10mの四角いコースをコの字に往復します。

停止位置でワンを左側方に座らせアトヘの声符と共に歩き出します。

コーナーで一度ずつアトヘと声をかけます。

(声符はツケとかいろいろあると思いますが私が教わっているもので進めます。)

声の調子は楽しく、気合を入れて!

私の気分が乗ってない時や調子が悪い時なんか声が出ていないと

ピコの動きも悪くなります。

ピコが良くない所はアイコンタクトと遅れるとこ。

リードが付いていれば何とか横についているけど

紐無しだとどんどん遅れてしまう。

おやつやボールを持っていれば今度は奪おうとして飛び跳ねてるし...

あんまり面白くない課目なのでささっと次に行ってしまいがちですが

これはじっくりと時間をかけた方がいいようです。

上手にできたらよく誉めてあげること。

紐無し脚側行進は紐を付けてしっかりできていれば

できると思いますがおやつなどでしっかりと集中させて

逃げないように。

逃げそうになったらすぐにコイをかけて逃げさせない。

続けて次の課目に行く前にボールなどで遊ばせます。

競技会ではおやつもボールも使えないけど

練習の時は楽しく、集中が切れないようにこれらの物を使います。

昨日お散歩仲間の方に「そんな事してなんのためになるの。」

と言われましたが確かに競技会でしか通用しないこともあります。

私も公園の中ではかなり自由に歩かせています。

でも競技会に出たいから。少しでも良い成績を取りたいから。

まるっきり自己満足の世界です。

興味のない方はこのページも読み飛ばされているかと思います。

でも競技会に出るチャンスがあるのなら試してみる価値はあると思います。

ちょっと出陳料とかかかるけど

ワンと共に何かをやった達成感、(或いは絶望)

やってみなくちゃわからない事ってあると思いますよ。



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