世の中にはワンと猫が仲良く暮らしているお家があるらしい。
我が家では夢のまた夢。永遠にその日は来ないような気がします。
ピコが来てからのドタバタエピソードをいくつかお話しますね。
ヤムチャVSピコ
ヤムチャはとても頭のいい猫で、気も強く、甘えるのも上手です。
小さい時から家中の愛を一身に受けていました。
最初ピコは猫に目をやられるのではと言う不安もあり、
玄関ホールで過ごしていました。廊下にはサークルで境をして。
何とヤムチャがそのサークルの間から手を伸ばし
ピコの鼻に3本線がつくこと4度5度。
この戦いはサークルを部屋に移してからも続きました。
この頃にはピコも応戦の方法を編み出し、
激しいパンチ合戦が繰り広げられたのでした。
ピコが一日中自由の身となってからはヤムチャを見れば追い掛け回す。
ヤムチャはピコを見れば逃げ回る。まあ無理もないでしょう。
現在ではピコが寝ていれば足元をまたいで歩くまで関係は修復されてきています?
でもきっと仲良くなることはないだろうな。
先にヤムチャの寿命が尽きてしまうだろう。
ハナ坊VSピコ
ハナは、とってもどんくさい。体も先天的な欠陥があって、
獣医さんにも7才ぐらいまでしか生きないだろうと言われていました。
それが現在15才。ヤムチャより病気をしないのだからわからないものですね。
そんな訳でハナはパニックに陥ると動けなくなってしまいます。
初めてピコに襲われた時も、“シャー!”って言うだけでした。
どうもピコはこのハナがとても怖いらしい。
大好きなババの部屋の入口や、廊下の途中にハナが居たりすると
そこから先には進めなくなります。
また、このおとぼけハナも平気でピコの前に出て来るのよね。
気付かないのか、ごく近くまで行って「あ!いた!」ってな感じて“シャー!”。
ちょっと鈍すぎるんじゃないの?
訓練所にはいつも沢山の猫がいて、猫も犬に慣れているから
ピコも平気でご挨拶できるのにね。