★★★持来(じらい)★★★
02.07.29


なな&カレン ムサシ こうめ
なな&カレン
ムサシ
こうめ


ダンベル
持来とは・・・読んで字のごとく「持って来い」のことです。訓練競技では左の写真のようなダンベルを 使いますが、ボールでも靴下でも投げて持ってくればみんな持来ですね。 ピコの犬種はゴールデン・レトリバー。ラブやフラットもそうだけどレトリーブする犬種。 遠い先祖は狩猟でご主人様が撃ち落とした鳥を藪の中や沼の中に勇敢に取りにいくのが仕事だった犬です。 なので血筋からいけば持来は得意中の得意のはず・・・。しかしペットとしてのお仕事が長くなってしまったせいか、 現在の生活に満足してしまった為か、どーにもうまくいかない! 何とかしてくれ〜〜(>_<)


それはさておき、競技会では犬を脚側に停座さてダンベルを10Mほど前に投げます。 審査員の指示により「持って来い」と号令をかけ犬に持ってこさせます。 そして直接脚側に停座させます。正面停座させてから脚側に停座させる方法もありますが どっちでもいいみたいです。そして審査員の指示により「ダセ」。 持って来る途中やダセの指示の前に落としてしまってはいけません。 教え方としては強制持来と言う言葉があるぐらいなので訓練士さんによっては、 またワンの性格によっては強制的に教えてしまうようです。しかしピコにはこれはやっていません。 従ってもう一年以上もやっているのに未だに完成しない・・・理由にはなんないなあ。


ダンベルの成れの果て
ピコは最初はどうしても真中を咥えませんでした。投げると喜んで取りにいくのだけれど どうしても端の高いところを咥えてその場でガジガジしてしまい戻ってきませんでした。 そこで端を咥えないようにタオルを端の高さと同じところまで巻いて端を咥えないようにして、 ロングリードを結んで魚釣り状態で教えました。真中が咥えられるようになると タオルの高さをだんだん、だんだん長い日数をかけて低くしていきました。左の写真はもう一巻き ぐらいしか残ってしません。タオルの取れるのも目前・・・で私が忙しく何かをやっている間に齧られました。 なんか見えない所でゴンゴン音がしているとは思ったけど、 まさか棚の上にあげたザックに入れてあったものを出したとは思わなかった。。。


ピコ
いっくら強制していないとは言え、落としてしまえば 「持って」と拾うまでしつこく言います。これはボールでも同じ。 どうもピコはこの頃「持って」に拒否反応。なかなか拾おうとしない。座らせて口元に持っていって 「持って」と言っても顔をそむける。うおー。困った。最初は脚側につかせようとすると落としてしまったけど、 この頃やっと脚側に付くようになりました。でもダンベルはブラブラさせているし 頭はぐらんぐらんしているし。いったい完成する日はくるのでしょうか。






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