★★★大会実施要領★★★
01.04.15


JKC春季本部訓練競技大会の実施要領です。出陳規定や申込方法等、会場に見学に行かれる時や、初めて出場する時の参考にしてください。

1.出陳規定
(1)本会会員所有の本会登録犬(生後満9ヶ月1日以上)に限ります。(単犬登録同時の出陳申込はできません。)
(2)「交雑犬」、「本会の非公認犬種」及び「本会の非公認団体登録犬」につきましては、「特別犬の部」に限り出陳できます。
※訓練チャンピオン資格犬になりませんので、T.CHポイントカードの付与はありません。
(3)同一犬の重複出陳については、以下の通りとなります。
@家庭犬初等科〜大学科(第1部〜第9部)は、連続する2つのクラスまで出陳できます。
※例えば、家庭犬高等科と家庭犬大学科では同時出陳できますが、 家庭犬準高等科と家庭犬大学科では同時出陳する事は出来ません。
A物品選別の部(第14部)の出陳犬は、第1部〜第9部のうちいずれか1つのクラスに出陳できます。
※重複出陳の条件に一部変更がございますので、お申込の際にご注意ください。
(4)伝染病、皮膚病などの健康上の危惧のある犬、並びに咬癖犬、妊娠犬の出場は御遠慮下さい。 また、発情犬は、各クラス最後に審査します。
(5)狂犬病予防注射済証(12ヶ月以内)をお持ち下さい。
(6)会場内における事故の責任は、一切所有者といたします。
(7)本競技大会規定ならびに実地要領は別記の通りですが、都合で一部変更する場合があります。
2.申込方法
(1)競技大会出陳申込
所定の出陳申込書に必要事項を記入し、 出陳料1頭1種目につき10,000円を添えて締切日までに 本部必着(消印有効)となるように申込下さい。
(2)公開訓練試験申込(BHを含む)
「公開訓練試験受験登録申請書」に必要事項を記入し、 受験料1科目につき5,000円を添え、締切日までに本部必着となるように申込下さい。
なおBH(同伴犬訓練試験)については、3月21日(水)を受付開始日とし、申込頭数が10頭と なり次第締めきらせていただきます。申し込み頭数が10頭を超えた受付分については、 抽選とさせていただきます。またBH(同伴犬訓練試験)は、4月28日(土)のみ行い、 29日(日)には行いませんので、予めご了承下さい。
※両申込とも競技会当日、会場での申込は受付いたしません。また、FAXでの申込も、受付いたしません。
※競技会種目により競技日が異なります。競技日を確認の上、申込下さい。 申込の際は、受験日を必ず記入して下さい。(受験日の記入のないものは、受付られません。)
3.審査規定
(1) 審査は、本大会公認審査員により厳正公平に採点いたします。
(2) 競技課目は「訓練試験課目・訓練競技課目に関する規定」により行います。
(3) 競技は、アマチュア指導手の部4種目と一般の部10種目に分けて行います。 ただし、1種目30頭以上の出場犬があった時は、分割して審査し、それぞれ入賞席次を決定します。
(4) 総合得点が同点の場合は、規定課目の得点の高いものを上位とします。 規定課目の得点も同点の場合は、担当審査員が判定します。
(5) 審査の結果に対しては異議の申し立ては許されません。
(6) 各部共、全ての課目は脚側停座に始まり、脚側停座で終わります。 これが守られない場合は、減点の対象となります。
4.指導手規定
A.アマチュア指導手
@本会のクラブ会員ならびにその家族(同居の血縁者)の方に限ります。
A出陳犬は、本人若しくはその家族の所有犬に限ります。
B一般の部にも出場することができます。
C公認資格の有無にかかわらず、プロとして修行した経験者は除外します。 その認定は中央訓練委員会で行います。
B.プロ指導手
@本会の公認訓練士ならびにその助手に限ります。 (本会の公認訓練士の助手であってもクラブ会員資格は必要です。)
A自己の所有犬以外でも、指導して出場することができます。
Bアマチュア指導手の部には出場できません。
5.競技課目
■アマチュア指導手の部
第1部 家庭犬初等科(CD1)50点 規定5課目
@紐付脚側行進(往復常歩)A紐無脚側行進(往復常歩) B停座及び称呼C伏臥D立止(紐無し)
(指導手の年齢により、幼年組・小学生・中学生・一般組に組分けします。)
第2部 家庭犬中等科(CDU)100点 10課目中規定7課目
@紐付脚側行進(往路は常歩・復路は速歩) A紐無脚側行進(往路は常歩・復路は速歩)B停座及び招呼C伏臥D立止(紐無し) E常歩行進中の伏臥F常歩行進中の停座 他3課目
(指導手の年齢により、幼年組・小学生・中学生・一般組に組分けします。)
第3部 家庭犬準高等科(CDVS)150点 15課目中規定10課目
@〜Fまでは第2部と同じG常歩行進中の立止H障害飛越(片道) I休止 他5課目
第4部 家庭犬高等科(CDV)200点 20課目中規定14課目
@〜Fまでは第2部と同じG常歩行進中の立止H物品持来 I遠隔・停座から伏臥J障害飛越(片道)K障害飛越(往復)L据座M休止 他6課目
■一般の部
第5部 家庭犬初等科(CD1)50点 規定5課目
@紐付脚側行進(往復常歩)A紐無脚側行進(往復常歩) B停座及び招呼C伏臥D立止(紐無し)
第6部 家庭犬中等科(CDU)100点 10課目中規定7課目
@紐付脚側行進(往路は常歩・復路は速歩) A紐無脚側行進(往路は常歩・復路は速歩)B停座及び招呼C伏臥D立止(紐無し) E常歩行進中の伏臥F常歩行進中の停座 他3課目
第7部 家庭犬準高等科(CDVS)150点 15課目中規定10課目
@〜Fまでは第6部と同じG常歩行進中の立止H障害飛越(片道) I休止 他5課目
第8部 家庭犬高等科(CDV)200点 20課目中規定14課目
@〜Fまでは第6部と同じG常歩行進中の立止H物品持来 I遠隔・停座から伏臥J障害飛越(片道)K障害飛越(往復)L据座M休止 他6課目
第9部 家庭犬大学科(CDX)300点 30課目中規定20課目
@〜Eまでは第6部と同じF速歩行進中の伏臥G常歩行進中の停座 H速歩行進中の停座I常歩行進中の立止J速歩行進中の立止K物品持来L前進M遠隔・伏臥からの立止 N遠隔・停座からの伏臥O遠隔・停座からの立止P障害飛越(片道)Q障害飛越(往復) R据座S休止 他10課目
第10部 特別犬の部 100点 10課目中規定7課目
@紐付脚側行進(往路は常歩・復路は速歩) A紐無脚側行進(往路は常歩・復路は速歩)B停座及び招呼C伏臥D立止(紐無し) E常歩行進中の伏臥F常歩行進中の停座 他3課目
第11部 団体訓練の部(春季のみ採用)
(1)指導手5名と犬5頭以上を1チームとして編成する。
(2)競技時間を、出陳頭数にかかわらず、一律10分以内とする。
(3)次の規定課目を必ず盛り込むものとする。
@紐付き脚側行進A紐無し脚側行進B停座及び招呼C伏臥D紐無し立止
(4)2度の逸走があった場合は、演技中止とする。
第12部 服従作業初等科 5課目50点
@紐付脚側行進(コの字型に30Mのコースを行進し往路常歩、復路速歩) A紐無し脚側行進(@と同じ要領)B停座及び称呼(距離約10M離れて対面し、約3秒後指示により称呼) C行進並びに伏臥(常歩にて5M進み伏臥を命じて、さらに10M進んで犬に対位し指示により戻る。 指導手は、止まって命じても良い。)D行進並びに立止(実施要領は、Cと立止で同じである。)
第13部 服従作業中等科 7課目70点
@〜Bまでは第11部と同じC行進中の伏臥=10点 (脚側行進<常歩>中、指導手は速度を変えることなく5M地点で伏臥を命じ、10M前進した後、 指示により犬の元に戻る)D行進中の立止=10点(Cと同じ要領)E障害飛越=10点 (板張障害の片道飛越とする。高さは犬の大小により、80cm、50cm、30cmいずれかを指示する) F持来=10点(ダンベルを使用し、発進と物品の<ダセ>は指示による。)
第14部 物品選別の部
●10M前方の選別台にある5個の布辺の中から、1個の本臭物品を持来する。 (他人臭)
●1頭の犬が連続4回実施する。4回成功した犬をCHグループとし2次審査を行う。
●物品を台上に配置するときは、人犬共に後ろ向きになる。
●作業時間は、原臭を嗅がせ始めてから1分以内とする。
●決勝のための2次審査以降は、木片、紙、ビニール等を物品として使用し、犬の前後動作も採点する。
6.注意事項
(1)審査に関するご注意
@作業中とは入場から退場までをいいます。 作業中としての審査は、課目と課目の間も対象になります。
A犬の首輪は、バンダナ、チェーン・カラーなどを含めて、一だけの装着とします。
B指導手はポシェット類の装着はできません。
(2)各課目に共通したご注意
@規定課目を行う場合は、各動作を1声符のみで完全に行われた 場合を満点とし、視符を使った場合は最小単位の減点があります。(前進、障害を除く)
A作業中、逸走した場合、その課目は0点となります。呼び戻してすぐ戻ったものは次の課目に進めます。 2回逸走した場合は以降の作業は中止となります。
B指導手がボール、えさ等を持って作業した場合は失格となります。
C作業中の大便、小便は大きな減点となります。
D審査員(またはスチュアード)の指示で命令をしなければならない時に、指示前にした場合は 減点となります。
E作業中に不自然な、または余分な声視符、ならびに誘導的動作は減点の対象となります。
F指導手の命令前に犬が動作をした場合は、減点となります。
G作業中犬の首輪を持った場合は減点となります。
H作業会場の入場から退場まで、犬に対する体罰は許されません。 程度によっては失格もあります。
I各課目の最後の脚側停座は、「アトヘ」または「スワレ」の1声符のみで完全に行われた場合にのみ 満点となります。それ以上の声視符は使用毎に最小単位の減点があります。
J対面して行う作業は、必ず犬を一旦停止させ、審査員の指示により、犬を呼び脚側停座で終わります。 (実施要領に特定の記載のある課目は除く)
K指導手が課目や実施要領を間違えた場合は、減点の対象となります。 ただし、課目の作業前に審査員もしくはスチュワードに実施要領を質問することは問題ありません。
7.賞位
(1)各部の審査終了後、審査員長により、 以下の特別賞審査が行われます。
@国家公安委員長賞(予定)は、一般の部の第8部、第9部の2クラスの内の最優秀犬に与えられます。
A名誉会長賞は、アマチュア指導手の第3部、第4部の2クラスのうちの最優秀犬と、一般の 第7部の最優秀犬に与えます。
B理事長賞は、アマチュア指導手の第2部と一般の第6部の最優秀犬に与えます。
C第10部特別犬の部の1席には優秀犬賞を与えます。
(2)特別審査終了後に表彰式を行います。
@各組1席より10席まで入賞とし、ロゼットが付与されます。
A全犬に記念品を授与いたします。(賞状は付与されません。)
8.(T.CH.)並びに(G.T.CH.)登録制度
以下略

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2001JKC春季本部訓練競技大会(公開訓練試験併催)
<開催日>4月28日(土)/29日(日) <雨天決行>

受付時間 午前7時30分〜午前9時   (両日共これ以降の受付は行いません)
競技時間 午前8時30分〜午後3時30分(両日共各部一斉開始)
     ○受付は、当日の競技種目以外のものは行えません。
     ○受付時間及び競技開始時間にご注意ください。
     ○開催日により行われる種目が異なります。
     ○各開催日共、全競技終了後に特別賞決定競技を行います。
※審査、出場順は、出陳目録掲載番号を原則とします。
(時間制限を設けますので審査進行にご協力下さい。)
また、発情犬は、各クラスの最後に競技していただきますので、受付け時に申告して下さい。

<会場>東京都江戸川区篠崎町一丁目地先江戸川河川敷(篠崎緑地9号)
<開催日別競技種目一覧>
4月28日(土)
一般の部 第5部 第6部 第7部 第8部 第9部
4月29日(日)
アマチュア指導手の部 第1部 第2部 第3部 第4部
一般の部 第10部 第11部 第12部 第13部 第14部

申込締切日4月9日(月)本部郵便必着
※締切日消印有効、競技大会当日会場での申込及びFAXでの受付けはいたしません。)
社団法人 ジャパンケンネルクラブ 技術事業課 03-3251-1656
〒101-8552 東京都千代田区神田須田町1-5

主催●農林水産省公認 社団法人 ジャパン ケンネル クラブ
後援●農林水産省生産局/国際畜犬連盟(FCI)/アジア畜犬連盟(AKU)
特別協賛●ペディグリー

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